黒電話の比較
各種黒電話を集めて調査してみました。
4号
600形
外観: クリックすると多角度から |
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中身:下側 ベルと基板 非常にシンプルです。 |
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中身:上側 ダイヤル部とフックスイッチ |
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ベル以外を取り外すとこのようになります。 携帯電話を内蔵できる可能性が一番高い黒電話です。 |
601形
ちなみに、これらの黒電話はご家庭の電話回線にて現在でも(光電話でも)使用可能です。
発信するには、ご使用の回線がダイヤル回線であることが必要です(プッシュホン回線では使用できません)。
光電話のルーターによっては、プッシュホンとダイヤルの両方に対応しているものもあります。
着信はプッシュ回線でも可能です。注意事項として、ナンバーディスプレイが有効になっていると、最初に「リンリン、リンリン」と鳴って、その間は電話を取ることができません。ナンバーディスプレイを無効にするか、「ジリリリリーン...」と鳴り始めてから受話器を取ればOKです。
外観による600形/601形の見分け方
600形と601形の外観は非常によく似ていますが、一番よく分かるのはダイヤル部の中心です。600形は金属のリングが付いています。
600形
601形
10ppsと20pps
4号と600形黒電話には、10ppsと20pps(pps:Pulse Per Second)の2種類があります。10ppsでは「0」のダイヤルが戻るのに約1秒、20ppsではその半分かかることになります。
外観から10ppsと20ppsを見分ける方法があります。電話機中心のラベルの2本線が黒のものは10pps、赤のものは20ppsだそうです。
4号の20ppsのものは数が少なく、ダイヤルが戻る早さが奇妙できつねにつままれたように感じることから(?)、俗称「キツネ」と呼ばれていたそうです。
Last update: 2005/4/18 加筆 2014/04