MAPIO(AD-DMG64)

MAPIO(AD-DMG64)は、日本ではアドテックが販売しているMP3プレーヤです。国内の量販店や通販ショップで購入できます。
開発元は韓国のdigit@lway社です。

特徴は
・秀逸なデザイン
・漢字表記対応!
・トップクラスのコンパクトさ・軽量さ
・内蔵64MByte、128MByteまでのスマートメディア(1枚)を増設可能
・単3電池1本で最大18時間連続再生可能(メーカー発表値、アルカリ電池使用時)

正面。
秀逸なデザイン、バックライト付き高精細ドットマトリックス液晶、漢字表記対応!(よく考えたらまだ試してないけど。だって、持っているHDD-MP3プレーヤーはどれも漢字非対応だから。)
写ってないですが、左上にストラップを付けるための金具が格納されています。
液晶上部にレベルメータらしきものがありますが、これは再生している音楽とは無関係に表示されます。ちょっとがっかりだけど、まあ、ご愛嬌。


このように、漢字が表示されるのです!世界初?


裏面。
スマートメディアイジェクトレバーと電池ボックス。


裏面の電池ボックスのフタを外したところ。


上側面。
ヘッドホンジャック・ホールドボタン・ボリュームボタン。

左側面。
スマートメディアスロット、デジカメユニットを取り付けるためのネジ、デジカメユニット用コネクタ、USB1.1用コネクタ。
USBコネクタは4ピンのもので、USBフォーラム認定の5ピンのものではありません。

下側面。何もありません。

右側面。
録音ボタン(再生時はブロックリピート用ボタン。英会話などの学習時にちょっと便利かも。使ってないので英会話学習用途の操作性は検証していません)。
再生/停止ボタン、送り/戻し/モード設定レバー。モード設定はボタンを垂直に押します。あまり使いやすいとは言えません。
送り/戻しは倒しつづけることで早送り・早戻しになり、一度倒すだけだと曲送り/戻しになります。

付属のヘッドホン。なぜか韓国製の製品は、ケーブルが左右等長なんですよね。これはこれで、片耳だけにケーブルの荷重がかからないので良いかも。


ファイル転送は付属の専用ソフトで行います。(エクスプローラでの転送はできないようです)。
もちろん、エンコード済みのMP3ファイルを転送できます。付属のソフトにはCDからのエンコード機能はないので、別途用意が必要です。
デザイン・操作性はまずまずです。
唯一欠点を挙げるとしたら、曲順の変更を行うにはメニューからダイアログを呼び出して、その中で操作しなければならず、直感的でないということでしょうか。これは改良されるかもしれません。
ファイル転送速度は4Mbit/secほど出ていました。(Windows2000,PentiumIII866MHz)。まずまずでしょう。


分解してみる

すみません、まだ分解していません。


使ってみて

ニッケル水素電池(1600mAh)で使っていますがちゃんと動作しています。
音質は満足です。ただし、イコライザー(ユーザー設定モード)でBassをブーストしすぎると音が割れます。(これはニッケル水素を使っているからかも)。
電池持続時間も満足。
最大192MByteの容量も満足。
漢字表記可能という点は大拍手。
バックライトつき液晶、高精細ドットマトリックス液晶は視認性・表示方法も良く、満足。
(使ったことはないけど)、内蔵マイクによる録音もできる(MP3ではなくて、WAV形式です)。
デザインがかっこいいし、軽いので、いつも首にぶら下げて使っています。

以上のように、大満足!しています。

気に入らない点:
・電源投入後、再生を始めるまで数秒待たされる
・防水・ケース保護のため、ビニール袋に入れて使っているのですが、その場合、送り/戻し/モードに使っているスティック型スイッチが使いづらい。
・2万円を超える値段は仕方ないとは思うけど、ちょっと高いかな?

地元・韓国ではアドオン・デジカメモジュールがある(日本での発売未定)ようですが、結構大きいし、液晶ファインダー/モニタもフラッシュもないし、画素数も35万と中途半端なので、僕は必要ないと思います。(おまけで付いているならいいけど)。


Last update: 2001/8 TTRMKR