TaleLight for Visorに注意!!!

秋葉原のイ○ショップでTech Center Lab製のTaleLightというものを購入しました。4480円でした。

これは何をするものかというと、アラームを鳴らすかわりにLEDを点灯させて、知らせてくれるというものです。

パッケージに入っているのはこれだけ。ドライバはホームページからダウンロードしてインストールしなければなりません。
また、マニュアルもこの紙切れ1枚だけです。

しかもドライバを動作させるには別途HackMasterを用意する必要がありますが、紙切れにはそのことは書いてありません。

ドライバにはフリーのHandMute.prcと、有料($5)のAutoHandMute.prcの2種類がありますが、フリーのHandMute.prcの方は他のモジュールを使用する場合には手動で無効にしなければなりません(そうしないとアラーム音も出なくなる)。本来、これはSpringboardにフラッシュROMを載せて、ボードを抜き差ししたときは自動的にドライバをON/OFFするようにするべきことです。

しかも、自動的にON/OFFするアプリは別売りでありながら、購入時に見ることのできるマニュアルにはどこにも別売りとは書いていない。


分解して中を見てみました。何とICどころかプリント基板さえありません!!
抵抗とLEDが1個づつあるだけ!!
原価は300円といったところでしょう。



まとめ

  1. 本来フラッシュROMを載せて、自動的にドライバのON/OFFを行い、ユーザーの利便を図るべきなのにそれを怠っている。
  2. アプリはホームページからダウンロードしなければならず、手間や通信費が余計にかかる。
  3. HackMasterが別途必要なのに購入時に知らされない。
  4. 自動的にドライバをON/OFFするアプリ(AutoHandMute.prc)は、本来当然標準で添付すべきものだが、別売りになっている。しかもそのことは購入時には知らされない。
  5. 原価300円程度のものに(ドライバ開発費を考えても)4480円という高額の値段を付けている。


以上のことを理解した上で、TaleLight for Visorを購入しましょう!!



Last update:2000-7-31 TTRMKR