USBモールスキーボード


外観

kogoroさんに依頼されて作った回路とソフト。発案したのと、機構を作ったのはkogoroさんです。
PCとUSBで接続し、打鍵でモールス信号をたたくと、文字(アルファベットと数字)がPCに入力されるというもの。
中央にトラックボールも付いていて、マウスも操作できます。


回路

USB基板はオプティマイズのMINI EZ-USBを使用。
市販の光学式小型マウスを使ってボールの回転を検出。
(kogoroさんに完成品を渡してしまったので、製作途中の写真しか残っていないです)



光学式マウスの中身。
エレコムのM-PURLBL(現在生産終了)。
Agilent TechnologiesのHDNS-2000という光学式センサーを使っています。データシートはHPからダウンロードできます。Quadrature Modeにセットし、A/B相方式の信号でX/Y方向の移動を出力します。
トラックボールのボールには鉄球を使用しているのですが、そのままだと反射でうまく検出できなかったので、紙やすりで表面を荒らしました。
一緒に乗っているサイプレスのCY7C63001Aは不要なので取り外します。HDNS-2000のA/B相信号をEZ-USB(AN2131SC)に接続し、ソフトで移動量をカウントします。




ソフト

ソフトは、サイプレスのezcombo(EZ-USBを使ったHIDコンボデバイス)のExampleをベースに作成。

実験中の様子。よく見るとテキストエディタに「SOS」と出ています。


Last update: 2005/10/14