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モバイルバッテリー(トラベルチャージャー)の比較

2011/05 自作モバイルバッテリー(その2)

こういうモバイルバッテリーはどうでしょう。

スマートファンと、予備のバッテリー達。
予備のバッテリーって、取り替えのために外すとスマホが再起動になってしまうので、再び使えるようになるまで時間がかかるんですよねー。

じゃーん。
自作モバイルバッテリー(その2)。

左から
・関係ないDCジャック
・充電器入力DCジャック(バッテリー直結、外付け急速充電器に接続)
・電源スイッチ
・DC5V出力

・電源LED(青)
・出力LED(オレンジ、出力電流に応じて明るさが変わる)
も付いてます。

自作モバイルバーテリー(その2)にスマホの予備バッテリーを装着すると、5.0V(max1A)に昇圧して、スマホの充電可能。

スマホ再起動の時間的余裕があるとき→スマホのバッテリー交換
スマホ再起動の時間的余裕が無いときや、バッテリー交換が面倒なとき→自作モバイルバーテリー(その2)から昇圧充電
という使い分けができます。

ただ、悲しいは、トータル効率の低さです。
昇圧回路の効率は80%〜90%くらいで、
スマホの充電回路はたいていリニア方式なので、リチウムイオン電池の標準電圧での効率は3.7V/5.0V=74%。
80%×74%=59.2%
つまり4割は熱となって失われてしまうわけです。 冬の間ならカイロ代わりに使えるくらいです。

大容量バッテリー(厚さ倍増で結局使わなくなってしまった)も使えます。

2011/02 自作モバイルバッテリー

どうも納得のいくモバイルバッテリーが無いので自分で作ってみました。

ちょっとケースの質感がいまいちですが、 某タカチのケース。

内部バッテリー:3.6V 6,000mAh。

左から、
・急速充電端子(内部バッテリー直結、外部の充電器(これも自作)で2A急速充電可能)
 これだけ容量が大きいと、USBからだと充電に12時間以上かかってしまうので、外部充電器で急速充電できるようにしました。
 外部充電器ももちろん同期整流。5〜12V入力、Max4.2V,2A充電出力
・USB Mini-B 充電端子 最大500mA充電
・充電ランプ
・出力コネクタ(USB Type-A)

放電ランプ、残容量ランプ等も付けたいんだけど。
うーん、特にみかけがいまいちかも。

リチウムイオンポリマーバッテリー3.6V 3,000mAh×2=6,000mAh
同期整流方式昇圧回路 出力電圧微調整可能 最大効率90%(理論値)
低消費電力の昇圧ICなので、電源スイッチ無し(PFM/PWM制御)
充電/出力 同時に可能
重量 ??g

突貫工事で作ったので、工作きたないー。

第2号を製作中。

2010/09 モバイルバッテリー改造


お気に入りのマット調ラバーコーティングのこいつ。

充電方式:電流制限抵抗+バッテリーの過電圧保護回路で充電停止
昇圧回路:非同期整流方式

なのが気に入らなくて、

充電回路:リニア方式専用IC Max.500mA CC/CV方式
昇圧回路:同期整流方式IC
に変更。

ランプはオリジナルのままで、
 放電時:緑
 充電時:赤
 同時:オレンジ
に光ります。

3.6V 2,600mAhと、容量が少な目なのでスマホを満充電できません。
今はMW600の充電スタンドとして活躍中。
マット調ラバーコーティングがMW600とマッチ。
接続は特製ショートUSB Micro-B充電ケーブル)。


2010/6/19 「FOMA 補助充電アダプタ 01」の分解

ドコモポイント500円分でもらえてしまう補助充電アダプタ、分解してみました。

これが500円(ポイント)でもらえるとは、お得!
条件に適合する人は、是非Getしましょう。

たくさんGetして携帯以外の充電器に改造するのもいいかもしれません。

3.6V/1800mAhなので、容量は若干少な目。
重さもあまりずっしり感はありません。

銘板をみると、製品自体、三洋製ですね。
赤いLi-ionバッテリーは各種ノートPCのバッテリーパックで
採用されている三洋製ものでしょう。

AtmelのATMega8535を使用。
やはり日本のモノ作りはお金をかけすぎー。
下の方の中国製のものと比較してみてください。
中国製は、充電は電流制限抵抗1本+バッテリーパックの保護回路で停止、という設計です。(これはこれで安全性や電池寿命の悪化を考えるといかがなものかと思いますが、いい勉強になりました)。







上記画像はクリックすると拡大されます。


2009/8/4 モバイルバッテリー(トラベルチャージャー)の比較

最近GoogleのAndroidスマートフォンを使っていますが、あっという間に電池が無くなってしまうので、外付けのモバイルバッテリーは必須。
いろいろ買って試してみました。

いろんなモバイルバッテリー
左の3つは生産者不明の怪しげなもの。

一番左端のものはLenovo Thinkpadのように、さわり心地の良いマット調ラバーコーティング風で、なかなか良い。

一番右が、サンヨーのKBC-L3S

早速左側2台分解。
バッテリーもリチウムイオンポリマーで、
ぎっちり詰まっていて、良いですな。

バッテリー3.7VからUSB出力5.5VへのDC/DC変換効率は測定したところ、80%と、まあまあ。

リチウムイオンポリマー電池の容量を自作の容量メーターで実測したところ、約2,500mAhで、表記の通り。




3番目

持ったときにずしっと来たので4000mAhだからかな、と思って分解してみると結構空きスペースがある。
リチウムイオンポリマーではなくリチウムイオンで、金属製ケースなので重いんじゃーん。

また、電池の容量を実測したところ、1,980mAhしかない!半分じゃん!




いよいよサンヨーの出番!
期待が高まります。....が

持った感じが2,450mAhの割りにはずっしりしていると思ったら、何と18650のリチウムイオン電池ではないですか。モバイル用なので軽いリチウムイオンポリマー使ってよー。
回路はAVRマイコンを積む本格的なもの。その他もろもろの部品点数も多い。ちょっと部品代かけすぎでしょう。
出力DC/DCの効率は80%。同期整流を使って90%以上、という結果を期待してたんだけどなあ。
また、充電しながら出力はできません。

さらに、付属の充電ケーブル(USB-A - USB mini-B)において、データ線が配線されていない!つまり充電専用。
手持ちのUSBケーブルとごちゃ混ぜにしていると、見かけは普通のUSB充電/データ通信ケーブルなので、はまること間違いなし。


さらなる詐欺

血迷って太陽充電タイプのモバイルバッテリーを買ってみました。
出先でも充電できるかなあというはかない夢を持ちつつ。

買ってみたのは左から2番目と右端のやつ。(1,350mAhと1,500mAh)

早速分解ー。

中身すかすかなんですけど...
電池に書いてある表記によると、500mAh/700mAhで、箱の表記の半分しかないんですけど...
アホらしいので実測はしてません。

また、光を当てると充電ランプがまぶしいくらいに光りますが、これは内蔵電池の電力を使って光らせています。太陽電池は「光センサ」として使っているようです。

左のものの太陽電池パネルはショート電流5mAくらい。

右のものは、50mAくらいだったかな。

うーん。




Last update: 2009/8 TTRMKR