PalmPilot用傾きセンサ&玉転がしシミュレータ


【概要】
PalmPilot外付けの傾きセンサです。
センサ部はAnalogDevicesのADXL202とPIC 16F84-4/SOを使っています。
Palmを傾けるとそれに応じて画面の中で玉が転がります。
応用としては、ポインティングデバイスとして使ったり、画像ビューアのスクロールに使えたら便利かもしれないですね。


センサ部写真PalmPilotの画面回路図使用部品PICのソフトPalmのソフト関連情報
【センサ部写真】
PICはADXL202のPWM波形をシリアルに変換するために使っています。


ADXL202の下にPICが隠れています。


【PalmPilotの画面】
Palm側のソフトはCodeWarriorで作成しました。
玉が画面の中で傾きに合わせて転がるというシミュレータです。


【回路図】

【使用部品】
部品名入手元
ADXL202秋月電子通商
PIC16F84-4/SO若松通商
Palmシリアルコネクタイケショップで購入したHotSyncケーブルを分解(^^;

【PICのソフト】
PICのソフトはMicrochipのMPLABで作成しました。公開する準備はできていません。

【Palmのソフト】
PalmのソフトはCodeWarriorで作成しました。公開する準備はできていません。

【関連情報】
いろいろあるけど、整理中。
Tills PalmPilot Programs and Hardware HacksではPalmにADXL202を内蔵することが行われています。DragonBallにはパルス幅測定用の機能が内蔵されていて、しかもその機能は使用されていないようで、ハードウェアでパルス幅を測れるのでソフトの負荷が軽くて、スマートな構成ができるようです。対応ゲームまであります。
2000/6追記:同じサイトで、PalmのシリアルポートにADXL202を直結する方法が記載されていました。そうか、シリアルポートの信号を直接センスすれば良かったんだ。わざわざPICまで使ってシリアル変換している私は何?完全に打ちのめされてしまいました。

last update: 2000/6